子どもを一括りに考えないで!
きょうだいが一番のライバルなんです。
それは親を独り占めにしたいという思いからきます。
自分が子どもの頃のことを考えてみてください。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)ばっかりいいな?」
または
「なんで、妹(弟)にゆずらないといけないの?」
と思ったことありますよね?
これは、親からの愛情を自分ひとりのものにしたい感情から出る言葉です。
そして、どちらかというと上の子にガマンさせてしまうことが多いですね。
そうすると赤ちゃん返りなど、後々やっかいな問題に発展することもあるので気を付けましょう!
兄弟、姉妹一緒に遊ぶ、暮らすってことは基本ですが、それぞれに対応することも必要です。
兄弟姉妹それぞれに対応するって?
兄弟、姉妹それぞれが親を取り合うライバルってことなら
親の方がそれぞれに対応することでその問題は解消できますね。
たとえば、赤ちゃん返りのときがそうです。
下のお子さんが生まれた時、上のお子さんが荒れてしまうことは多々あります。
そんな時におすすめしているのが
「魔法の言葉」
まず、1週間に一度でよいので、定期的にママと上のお子さんと二人だけで一緒に過ごします。
おふろに一緒に入るだけでもいいですよ。
楽しいこといっぱいやって、最後に魔法の言葉をかけてください。
「〇〇ちゃん(下の子)には今日のことは内緒ね!」
そして、これも言えたら付け加えてください。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)が〇〇ちゃんのこと面倒見てくれたらママとっても嬉しいな^^」
この魔法の言葉が、お兄ちゃん(お姉ちゃん)の心をくすぐります。
ママと秘密をもった!
これが上の子の励みとなります。
お利口だよなどの言葉ではなく、ママが嬉しいという感情を伝えることが大切です。
下のお子さんに対しても同じ対応でOK。
重要なのはママがそれぞれを大切に思っているということを伝えることです。
きょうだい仲良くは親の都合
きょうだい仲良くしてほしいのは親の気持ちですね。
しかし、切磋琢磨させることを意識した方が良い結果につながります。
毎日、同じものを食べて、同じ環境で暮らしているので連帯感が生まれるのは当たり前。
ある程度、仲のいいきょうだいに育ちます。
しかし、ライバル意識を持つのもきょうだい。
それをうまく活かして学力や運動能力に発揮させるとよい結果につながりますね!
どちらにしても、子育てに手がかかるのはほんの数年です。
そこに手をかければ、将来は「らく」になるのです。
子育てで手抜きをして、人生につまずくお子さんを育てないようにしたいものですね。