叱り方がわからない ~叱るときの5つのポイント~

子どもを毎日起こっていると… 自分で自分が嫌になります。

  「どうして、もっと優しいママになれないんだろう」

こんなこと思うママさんも多いのではないでしょうか?

ママは怒りたくって怒ってるわけではありません。  

子どもをもっともっと良くしたい!

人に可愛がってもらいたい!

 可愛い我が子の将来を思ってのことです。 

 しかし… それは子どもの望んでいることではないかも知れません。


子ども自身は、将来のことを考える余裕はまだありません。

「ママが怒ってるから、なんか悪いことしたんだろう」

この程度にしか思っていないでしょう。

叱ることはそんなに多くはない

じつは、叱ることってそんなに多くはありません。

叱っている理由の多くは親側の都合です。

たとえば、「早くしなさい」って言葉は

良く知られている「親の都合」です。


子どもにとっては時間の配分など考え及ばないことです。

できた時が終了時間。


親としては子どものスケジュール管理の中で、終わりが決まっている。

子どもにはそのことを伝えていない。

なぜ叱られるのかわからない。



子どもが小さい頃は、これでも言うことを聞く子は多かったと思います。

成長し、理不尽だと思うようになると反抗してきます・・・(^^;)


しっかり叱るときはこんな時

どうしても叱らないといけない時があります。

たとえば、車道に飛び出そうとする、窓から身を乗り出す。

など、危険な行為をした時です。


また、友だちや動物などを傷つけようとしたとき。

これもしっかり叱りましょう。

「命」の尊さを身をもって教えてください。


叱るときの5つのポイント

叱るときは5つのポイントをしっかり意識してください。

1.できるだけ二人だけで話す

2.人格を否定しない

3.具体的に理由を伝える

4.人と比べない

5.叱ったあと冷静になれる時間を与える

人前で叱られると子どもは傷つきます。
そのことだけが頭に残って、一生心の傷となってしまうこともあるので気を付けましょう。

また、叱るときは今起こっている問題についてだけ「なぜいけなかったのか」「どうしたらよかったのか」を伝えましょう。

「おまえは、だからダメなんだ」などと人格を否定してはいけません。

人と比べることも絶対にしない!

とくに兄弟や友だちと比べられると自尊心を傷つけることになります。


叱った後は、少し自分でも考えてみなさいと一人にさせましょう。

小さなお子さんの場合、膝の上で外向きに抱っこするといいですね。
(時間の目安は「子どもの年齢×1分」です。)



子どもを躾けることも親の大きな役割です。

しかし、叱り方を間違うと子どもを傷つけ、その後の人生を大きく狂わせることにもなります。


自分の教育方針に一貫性を持って、子どもの身になった叱り方をしているかをもう一度考えてみてはいかがでしょう。

 

  

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