子どものやる気を損なわないように勉強を教えることは、
勉強好きな子を育てる上で大切なこと。
小さい頃は、気持ち(感情)に大きく左右されます。
ここでも何回もお伝えしていますが
心と脳は相関関係にあるので、気持ちよく勉強を進めることが重要です。
たとえば…
こんなことしてませんか?
宿題の見直しの時、
間違えているところをそのまま「間違えているよ」と言う。
たったそれだけでやる気を無くしてしまう子がいます。
「もう!ほっといて。」
「もう、やーめた」となります。
勉強が全然できない子や嫌いな子ほどその傾向は強く、こういう子は間違える問題が多いので、よりやる気をなくす機会が多くなりますね。
どうやら「間違っているよ」と言われると、自分がダメだと言われている気がするようです。
自分なりに頑張ったのに「これ、間違っているよ」という言葉で、いっぺんにやる気がなくなるのでしょう。
間違ってることは本当だから、ウソをついて「正解!」というわけにもいきません。
そこで、
「おしい!」という言葉を使うのです。
「おしい!」という言葉には、間違っているけど途中まではできている、良いところまできてる、考え方は合ってるという意味が含まれています。
問題を解いたことを認めてあげる、間違ったけど「おしい!」
勉強好きな子どもを育てるのは、きっとこんな小さなことの積み重ねなのかも知れません。
私たち大人も間違ったことを無碍に指摘されると、やけに腹が立ちますよね。
「おしい!」って言われると、もう一度やってみようと思う…
そんな魔法の言葉、「おしい!」 使ってみませんか?
今日の魔法の言葉についてはこちらの本を参考におつたえしました。