赤ちゃんの脳は未完成!?
人の赤ちゃんは、生まれてくるとき脳は未完成のまま生まれてきます。
それは、人が進化の途中で2足から4足歩行になったからなんです。
4足歩行になるときに、骨盤が小さくなりすぎて
完全な脳だと産道を通ることができなかったのです。
未完成な脳はいつ頃完全になるのでしょうか?
まず、生後8か月ぐらいまでに脳細胞がマックスまで細胞分裂します。
その数およそ5兆7千億個。
そこから12歳ぐらいを目処にどんどん消滅していきます。
その消滅に拍車をかけるのは親からの負のエネルギーです。
よく聞きませんか?
「生まれたばかりの赤ちゃんにはスキンシップをいっぱいしましょう」って。
それはこの根拠を元に言われていることなんです。
愛情いっぱいの関わりは子どもの脳細胞をしっかり残すための親の大切な役割ですね!
小さなころから英語やピアノなど習い事をさせることは悪いことではありません。
「1万時間の法則」なんてこともありますから、小さなころから身につけることは意味があります。
でも、叱りながらやらせることはあまり意味のないことのように思えます。
ほめて、認めて、その気にさせて身につけることが子どもにとっても親にとっても良い結果につながるのではないでしょうか。
12歳を過ぎているお子さんについても同じですね。
脳が完全に出来上がっても、心と脳は相関関係にあります。
心を壊すような言葉がけや、関わりは心を壊すだけでなく脳(思考)も壊れていきます。
脅すようなこと書いてしまいましたが(笑)
心を育てるのも親の役目です。
うちの子に限っては冒険!?
小中学校で相談員をしていた頃に、心が壊れたお子さんをたくさん見てきました。
「うちの子に限ってない」ではなく「うちの子は大丈夫かな?」と少し心配してみてください。
子どもはいつも「親の役に立ちたい」と思っていると共に
「親から愛されたい」と思っています。
過保護にする必要はありませんが、いつも目を、耳を、配ってあげてください。
子どもの心が育てば、脳も育ちます。
そうすれば親の望む進路を目指すことになるかも知れません。
私は、学力よりもまず心を育てて欲しいと思っています。
そして、少しでも心配なことがあったら専門家に相談してください。
自治体や学校では無料で相談できる場所はたくさんあります。
一人で抱え込まないでください。
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