さあ、夏休みですね。
今年はコロナ禍に加えて、オリンピック開催があります。
いろんな意味で制限されることも多くなりそうな夏休みですね。
さて、夏休み明けに不登校になるお子さんも多いのはご存知でしょうか?
小1の壁、中1の壁を乗り越えられずに夏休みで一気に陥ってしまうお子さんがいます。
そうならないためにはどんなことをすればよいのかですが…
よく聞く話ですが朝はいつも通りに起きられるようにする。
朝早く起きるには、前日の夜もいつも通りに寝ることですね。
なぜ、朝早く起きた方がいいのか、わかりますか?
「規則正しい生活をさせないと新学期が始まった時に困るから!」
これが一番先に思いつくことでしょうね。
これも正解なんですがもうひとつ
大変な病名が付いた障がいを引き起こすきっかけになることもあるのです。
その障がいとは…
起立性調節障害
起立時にめまいや動悸、失神などが起きる自律神経の病気です。小学校高学年から中学校の思春期の子どもに多く、中等症や重症の場合、朝なかなか起きられないことから不登校につながることも。実際に不登校の子どもの約3分の2が起立性調節障害に悩まされているといわれています。自分の意思ではどうにもならない病気。
https://doctorsfile.jp/medication/481/
この文章からすると、もって生まれたもののようですが、毎日の生活習慣も大きく影響します。
自律神経の病気ではありますが、もし自分で要因をもっていたとしても、日々のルーティンを崩さなければ予防できます。
ルーティンが崩れるのはだいたい夏休みのような長いお休みですよね。
その期間に堕落した生活に入ってしまうと発症することがあります。
もちろん、もうすでに発症している人は無理をせず、専門家にご相談の上治療してください。
暑い毎日、朝早く起きて午前中に宿題を済ませるなど、少しアレンジはあっても普段と変わらないスケジュールで夏休みを過ごしてください。
やりたいことをやるには心身ともに健康でなければなりません。
しかし、その状態を作るのはお子さん自身で、親は環境を作ってあげることしかできません。
その環境を作るための提案を子どもがやりやすい方法でやってみてくださいね!