夏休みもあと少しですが、子どもの夏休み親が疲れる理由ランキング5位に入っているのが、兄弟・姉妹ゲンカです。
5位までのランキングは以下です(小学館・HugKumより)
1位 食事の準備
2位 宿題・自由研究をみる
3位 子どもと遊ぶ
4位 自分の時間がない
5位 兄弟・姉妹ゲンカ
4位までも「あ~」と納得する理由ですね。
ここでは兄弟・姉妹ゲンカの対処法についてお伝えします。
まず、「きょうだい仲良く」
は基本ないと思ってください。
いきなり過激でしたか!?
なぜなら兄弟・姉妹こそが一番のライバルだからです。
親にどっちが良く思われるか、親がどっちを優先してくれるか、
兄弟・姉妹は身近にいて自分と比較する一番の存在なんです。
ケンカの内容をよくよく考えたら「自分の方が…」って理由が多いと思います。
兄弟・姉妹にケンカをさせないようにするには1回1回の対処が重要です。
ライバルなんだから競争させちゃえばいいってことです。
たとえば、
「さあ、どっちが先に片付けられるかな~?」
「ママのことを手伝ってくれるのはどっちかな?」
こんな感じで競わせます。
では、ケンカをしてしまったときの対処は?
もし、お兄ちゃんが暴力を奮ってしまったとしたら…
こんな時は下の子のケアをしがちですが、
この時のケアはお兄ちゃんの方を手厚くすることです。
もちろんケガをしていたらそちらの手当てをしてからですが。
1.暴力を奮ったのはどうしてなのか理由を聞く
ケンカに至るには必ず理由があるはずです。その理由も聞かず頭ごなしに怒ってしまうと、子どもの心は壊れます。「どうせ、ママは僕の話なんか聞いてくれない」
2.暴力がどうしていけないのかを話す
このケンカの一番いけないのは「暴力」です。その暴力がいけないのかをきちんと説明してください。口でケンカするのは意見の食い違いということで認められるけど暴力はいけないなどきちんと伝えることです。
3.このあとどうしたらいいかお兄ちゃんの考えを聞く
反省したあとどうするかを自分で考え、それを行動させてください。たとえば、「謝る」と言ったら、それをすぐに実行させてください。この時、弟くんが「いいよ」と言えるとすごくいいですね。
4.出来たらちゃんと褒める
ここまで出来たらしっかり褒めてください。
この手順を繰り返すことで少しずつケンカをしてはいけない理由がわかるようになります。
あと少しの夏休み、ママも頑張ってくださいね!