5つめの力は「言葉力」
私たちは「言葉」というもので意思の疎通ができます。
それはとても有効なことですが
時には武器になってしまうこともあります。
子どもたちがこの言葉について相互理解ができるのが九つ(9歳)前後。
三つ子の魂に関連した言葉で「九つ子の言」という言葉があります。
これは日本古来から伝わる子育て法のひとつです。
「言」というのはいわゆる「コミュニケーション」
このぐらいの年齢になってやっとコミュニケーションできるということです。
具体的には…
自分の話す言葉が、相手にどう伝わるのか
相手が言っていることで自分はどうしたらいいのか
これらが明確に理解できるのが9歳ぐらいと言われています。
この時に親がしっかり「言葉」の意味を理解させることは重要です。
子どもは知らないことに興味を示すので
「それって、どういうこと?」って聞いてきたときに
面倒がらずにきちんと教えてくださいね。
小学校に勤務してたころ、トラブルの発生率は3年生4年生が一番多いと言われてました。
それはこの「言」コミュニケーションの形成の個人差によるものでしょう。
コミュニケーションは人が生きていくうえで不可欠なこと。
そして、コミュニケーションには言葉が必ずついてくるのです。
「言葉力」はコミュニケーションの基であり
この力を持っていればやる気が引き出せるのは間違いありませんね。