三つ子の魂百までとよくいいます。
幼い頃に身につけたものは老いるまでその子の資質として定着するというような意味です。
では、なぜ3歳までなの?
それは私たちの脳の仕組みにありました。
前にお伝えしたように、私たちの脳は生まれてきた時はまだ未完成です。
大人のような脳を持っていたら、出産の時ママの骨盤を通らないからです。
生物の中で唯一人間だけが未完全な脳で生まれてきます。
その脳細胞が生まれてから8ヵ月ぐらいまでMAXに細胞分裂します。その数5兆7千億個!!!
このまま大人になったら超天才なんですが、じつはどんどん消滅していきます
その後、お子さんは12歳までにこの脳を定着させます。
中でも3歳前後は記憶回路が発達する時期。
ですからこの時に覚えたことはその子が老いるまでずっと変わらない記憶として定着するんですね。
この時期に本の読み聞かせをたくさんしてください。
いろんな本を読むよりも、
1冊の本を何度も読み聞かせて、本人が覚えたよっていうまで読む。
覚えたらまた違う本で同じことの繰り返し。
こうやって記憶回路を発達させることができます。
「今日は、なんの本を読もうか?」より、「もう覚えたかな」と声をかけてやる気を出してあげましょう。
英語の本も同じようにすれば、英語のスキルが身に付きますね!