子どものことを聞きたかったら…

「何も話してくれないんです」

この言葉、お子さんのことでご相談に来られるお母さんが良く言われる言葉です。

子どもが一旦シャッターを下ろしてしまうと

なかなか、そのシャッターは上がりません。

もし、それが親への信頼がなくなってしまったのであれば

相当な時間をかけなければならないでしょう。

また、シャッターを下ろしたのが

親のせいではなかったとしても、今はとにかく何も話したくないのです。

では、子どもが考えていること、困っていることを

聞き出したいときにはどうすればいいのでしょうか?

子どもが自分のことを話してくれない時は

親から自分のことを話しましょう!

出来れば失敗談や今困っていることを話すと効果的。

子どもが困っているときに親の自慢話は聞きたくないですからね。

たとえば、

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この間、〇〇ちゃん(ママ友)とケンカしちゃってね。

ママちょっと言い過ぎたかも…

やっぱりママから謝ったほうがいいかな?

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子どもに相談するように話をする。

相談するように…

っていうのが大事です。

子どもは少なからず

『親の役に立ちたい』と、いつも思っています。

そんな子どもは、自分が困っているときでも

親が困っていたら、なにかしら自分の考えを話してくれます。

小学生だったら小学生の

中学生だったら中学生の

これまでの経験や自分の考えから解決策をアドバイスしてくれます。

その会話から、子どもの考えやこれまで身に起きたことがわかります。

もし、それもなく

そんなの知らないよ。

って答えが返ってきたら

少し時間をおいてください。

きっと何かしらの返事があると思います。

子どものことを聞きたかったら

まず自分のことから話すこと!

誰でも最初から根掘り葉掘り聞かれるのは嫌です。

でも、相手が自分の失敗したことなど普通は話したくないことを話してくれたら

何かしら返さないとと思うのが人の心理的行動です。

特に子どもは親を助けたいと思っている。

ぜひ、子どもになんか話してもわからないと思わず話してみてください。

子どもの心の中が垣間見れると思います。

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