子育て情報

本のご紹介(子育て編)

2021-07-02

子どもの心のコーティング 著者 菅原裕子

私の子どもの育て方、ママに伝えている子育て講座の基本的な考え方になっているのはこの本です。

初めてこの本を手にしたのは息子がちょうど小学生のころ。

第2子の子育て、「慣れたもんだ」とママ業に調子に乗ってた頃かも知れません。

その頃に本屋でみつけたこの本を何となく購入し、家に帰ってから開いてみると…

なんとなんと、

私のダメな母親ぶりがずら~りと並んでました。

と言っても否定的なことが載ってるのではありません。

私がかんじてしまったのです💦

私、まだ「保護者」やってる!!!!!

この本の中での「保護者」とは、私たちが今使っている意味の保護者とはちょっと違っています。

人間の赤ちゃんは未熟な状態で生まれてきます。

誕生から約3か月は完全な依存状態。

この時期に完全な保護がないと子どもは生きていけません。

自分で自分の面倒を見られない子どもの生理的欲求にすべて答えます。

この状態時の子どもの面倒を見る人(主に母親)を「保護者」と言います。

と、まあこんな定義がこの本にはあります。

私は、小学生になった息子に対して

私はまだ「保護者かも⁉️」と気づきました。

子どもの成長は目まぐるしく、

ある時期から保護も支配も必要なのない時期がきます。

その成長に気づかない親はそれまでの延長で変わらず子どもの保護と支配を続けます。


 

「可愛い子どもを守りたい」

「きちんと躾け、いい子に育てたい」

「いい親でありたい」

こんな風に思うこと、普通ですよね。

しかし、この保護は時に子どもの自由を奪い、自ら伸びようとする芽を摘んでいることもあります。

子どものできるを認めず「できない」ままの存在として保護し続けることは子どもの自立を妨げています。

知らず知らずのうちに、私たち親は可愛い我が子を「できない子」として見ているってことですね。

「できない子」として育てられた子は、傷つきながら大きくなります。


なぜなら親が「保護者」である限り…

親から愛されるために、子どもは「できない」存在であるしかないからです。

これは私の持論でもありますが…

子どもは少なからず「親の役に立ちたい」と思っています。(自我が芽生えるまで)

「親が喜ぶならそうしよう」と思います。

親がいいということは無条件で受け入れる子が多いのです。

親は子どもの成長に伴って、「保護者」から「親」にならなければなりません。

子どもを保護することはもういらない・・・

寂しいと思われるママもいるでしょう(私もその一人でした)

しかし、ヘルプではなくサポートに回ればいいんだということをこの本で知りました。


援助という言葉にはHELP((ヘルプ)と、SUPPORT(サポート)という言葉がありますが、この言葉には天と地ほどの大きな違いがあります。

ヘルプは出来ない人のためにその人に代わってやってあげること。


「保護者」がするのはヘルプです。

サポートはできる存在として認め、そばで見守り、必要な時に手を貸すことです。

これこそ子どもの成長に合わせて行う「親の仕事」ですね。


小学校に入るころには親がいつもそばにいて守ってあげることは不可能です。


しかし、この段階で「できる子」の基本が身に付いていたら子どもの社会生活の第一歩は自信に満ちたものになるってことですね。


また、もう一つ私がこの本を読んで以来自信をもって子どもにしてきたこと。

それは甘えさせてあげること(やさしくすること)

「甘えを受け入れる」と「甘やかす」は違います!


子どもが、親から離れることが多くなってきてもフッとしたときに親の腕の中に飛び込みたくなる…


特に何があったわけでなくてもそうすると安心するのです。

この甘えを受け入れない親が増えています。


「今忙しいからあとでね」

「そんなことぐらいで」

「べたべたしないでよ」

「もう大きいんだから」

これらの言葉・態度は子どもにとっては大きな傷つきになります。


幼いころから十分に甘えを受け入れられた子どもは自立が早いと言われています。

甘えられなかった子は形を変えていつまでも親の注意をひくようなことをやり続けます。


親が自己満足のために必要以上に子どもの世話をやいて子どもが自分でしなければいけないことを親が代わってやること、これはヘルプなんです。

・自分のこぼしたジュースを拭くのはママ
・自分の脱いだ服を拾って歩くのはママ
・自分の後始末をするのはぜ~んぶママ

子どもは自分でしなくてもいいので楽ですよね。

このような甘やかしの環境で育った子どもが手に入れるのは親からの安心感や自立への準備ではなく、自分の生活は誰かが面倒見てくれる、といった誤った解釈です。

いつかこの自分の愚かさに気づいた子どもは傷つきます。


自分の面倒をみることのできない自分に無力感を感じます。

「甘えを受け入れる」ことと親の欲求に基づく「甘やかし」はまったく異なる結果をもたらします。


さて、あなたはどういった関わり方をしているでしょうか?

私は初めてこの本を手にしたときに涙を流しました。

子どもの人生を大きく左右する時期に私はなんて愚かな関わり方をしてきたのだろうと…

すぐに修正したことで、子どもたちは今それぞれ自分の力で、親に頼ることなく生きています。

もし、子どもの未来に少しでも不安があったらぜひこの本を手に取ってみてください。

あなたに何らかの気付きをくれるはずです。


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